4月の宮古島大会を皮切りに、国内ロングの大会が本格的に始まっておりましたが、しばらく日誌を更新しておりませんでした。
皆生大会レポの前に、まずは6月14日(日)に開催された五島長崎国際トライアスロン大会にはマエダ、イトーちゃん、オザッキーの3名が出場しました。長崎県五島市の福江島、離島で開催されるこの大会。天候不良の影響で行きの飛行機の欠航やフェリーの遅れなどで急遽交通路を変更、苦労してやっとの思いで福江島に到着。

そんなトラブルも物ともせず、レース当日もMIGHTY屈指のこの3人の鉄人はやはり強かった!
オザッキーはスイムで低体温症になり、その後胃腸トラブルになりながらも総合51位で見事完走。
酒で鍛え上げられた強靭な内臓を持つマエダは胃腸トラブルは無く、実力を出し切って総合85位で見事完走。『キツかった〜』と言いつつも、終わってから島の居酒屋で0時まで飲む始末。どんだけタフなんだ?
頑張りすぎちゃうイトーちゃん。前半はペース抑えて慎重にレースをこなすも、後半胃腸トラブルに見舞われ苦しいランとなりましたが、粘り強い走りで見事完走。
MIGHTY3人全員完走、お見事でした🙌

バラモンマエダのゴールシーン
そして7月20日(日)の皆生大会
私たち磯田夫婦(しんやとキエちゃん)は3年連続の出場です。
2023年は灼熱、夫婦揃って足切りリタイア。2024年は大雨で涼しくMIGHTY出場メンバー全員完走。2025年の皆生大会はどうなるか?
今年の出場者は、昨年の皆生とironmanマレーシアを完走したダック。ロング初出場、今が旬、絶好調のアッチー。昨年涼しい皆生完走の磯田夫婦。そして超強力な応援サポートでウィル夫婦(ウィルとふじもん)。合計6人のMIGHTYファミリーで皆生大会に挑みます。大会当日の天気予報は「晴・最高気温36度」今年はキャッチフレーズ通り“灼熱の皆生”になる事が予想されます。
アッチーと磯田家は車で金曜日の早朝に自宅を出発。約800kmのドライブで現地入り。ダックは飛行機で夕方に現地入り。まずは前々夜祭。

境港で乾杯
前日土曜日

朝からサイクリングで皆生温泉の神様にお詣りしてからスタート会場と海の下見です。目の前の海が穏やかで美しすぎる。
やっぱりトライアスリート、キレイな海を見たら当然我慢できずに泳ぎます。

足を濡らしたくない私は見学です
実は私しんやは、5月のウルトラマラソンで足首を痛めてそれからは治療しながら騙し騙し練習してきましたが、1週間前に激痛に。テーピングでガチガチに固めてもらっています。神頼みのテーピングはレーススタートまでは絶対に濡らしたくありませんでした。運悪くキエも1ヶ月前のバイク練習で落車、宙返りして背中を強打し肋骨を骨折。レースまで安静にして怪我人夫婦2人でぶっつけ本番、テーピング固めで挑む事にしました。

昼頃米子空港に到着したウィル夫婦と合流し、勝田神社で安全必勝祈願。


その後選手受付と開会式に参加して士気が上がります。
明日は本番、灼熱の厳しいレースになる事間違いなし!明日に備えて炭水化物を沢山食べて、最終準備を済ませて早めに眠ります。
日曜日レース当日

応援サポートのウィル夫婦が一番早起き
美しい日の出をバックになぜかウィルが一番緊張MAX。二人は応援観光バスツアーに参加です。

当日受付、トランジション準備を済ませてスイムスタートエリアへ。

スタートを見守るウィルとふじもん。これから長く厳しい灼熱の一日が始まる。会場の緊張感も高まります。
いざスイムスタート

AM7:00米子市長のスタートの号砲で、全国から集まった選手約1200人が圧巻の一斉スタート
スイムは3km。波は無く透明度は抜群で泳ぎやすい。ダックとキエちゃんが1時間5分でほぼ同時にスイムアップして、数分後に続いてアッチー、しんやも無事に完泳。トランジションでみんな揃ってしまい、MIGHTY4人一緒に練習会のように仲良しバイクスタートになってしまいましたw
バイクは距離140km獲得標高約1800mの起伏の激しいタフなコースです。


ウィル夫婦も楽しく観光しながら雄大な大山を眺めるエイドで選手を待つ。

まずポイントに現れたのは私しんや。

続いてアッチー


次にダックとキエちゃん同タイミングww
やはり猛烈な暑さと何度も続くアップダウンが体力を奪っていく。エイドで全身に水をかけてもらい暑さはやわらぎます。私しんやはバイクだけは調子良く問題なし。アッチーも足を攣りかけるも十分な対策で対応。奇跡的にキエちゃんの背中も多少痛みはあるものの、大事には至らず。ダックは満身創痍になりながらも何とかバイクは無事にメンバー全員Finish。
最後のラン40km
私は足首が無事でありますよう痛み止めを飲んで祈ります。この日の米子市の最高気温は36.3度。ランコースは平坦ですが、日陰は一切無し。やはりランでは猛烈な暑さが襲いかかります。エイドでは大きなバケツに氷水が準備されており、ボランティアの方が頭からかけてくれます。火照った体が一瞬で冷やされ一気に回復します。みんな暑さ対策は工夫してますね。帽子の後ろに洗濯ネットを縫い付けて氷をそこに入れたり、排水口用ネットに氷を入れたり、私はジップロックに氷を入れてもらい各部を冷しながら走りました。次のエイドが待ち遠しい。ペースが全く上がらず、後ろから徐々に追い上げて来たアッチーに20kmすぎに遭遇。「ゴールで会いましょう!」と互いに励まし合い再スタート。ダックとキエちゃんは恐らく1時間くらい後ろだろうか?と勝手に想像し2人のポイントの制限時間を心配しながら走ります。すると前からフラフラになりながらギリギリの状態で走るダック。すれ違いざまに互いに声を掛け励まし合う。日が暮れて若干涼しくなってきた。とはいえ暑い。一定のペースをきっちり刻むアッチーは見事MIGHTYトップでゴール!

初ロング13時間21分で灼熱の皆生を完走。最高の笑顔のアッチー

私しんやは灼熱リベンジ。酷暑に打ち勝ち13時間34分で完走

あれ?ゴールエリアにダックが居る。実はダックは24km地点はクリアしたものの、次の31km地点までの間で熱中症と両脚攣り地獄に襲われました。昨年走りきったコースなのに全くダメだったとの事。意識朦朧とする中でも妻と約束した「安全第一」は守り、勇気あるリタイア申告。そのまま回収車でゴールエリアに。
後はみんなでキエちゃんを待つのみ。30分から1時間後くらいかな?と勝手に思っていたら、なんと私がゴールした直後にゴールエリアに走って来ました。スイムとバイクは背中に痛みがあるもランでは運良く痛みが出ず、一度も歩かず賢明に進み続け見事にバイクで遅れた1時間差を埋めました。

キエちゃんも灼熱のリベンジ達成。13時間36分で見事ゴール!

選手も応援もみんなで健闘を讃えあい無事に終了

今年はチームでインタビューされちゃいましたww
心配していた怪我は2人とも不思議とどっかにふっ飛んでいきました。
翌日は米子でのんびり過ごしてから帰路へ。楽しくて充実した時間です。


ラン途中は苦しくて景色を見る余裕がなかった弓ヶ浜。こんなに美しいんですね。
今回の皆生大会完走率はAタイプ75.6%(前年85%)、新設のBタイプ66.6%、リレー83.7%(前年85%)と通常のトライアスロン大会に比べるとやはり厳しい大会ですね。
日本のトライアスロン発祥の地、皆生大会のスピリッツ「Brave&True」。どんなに心が折れそうな辛い時も、誠実で他者にも優しく、弱きを助ける騎士の心を持つアスリート。厳しいレースの中でも勝ち負けだけではない、互いに手を取り合い、讃え合い、優しい心を持ってリスペクトしあえるのが皆生の鉄人であります。そんな皆生大会のスピリッツに感銘を受けました。私たちMIGHTYメンバーもそんな人間になれるよう頑張ります。
最後に大会運営者、約4千名のボランティア、応援の方々、皆さまの頑張りとホスピタリティのおかげで私達選手は素晴らしい大会に参加し、感動できた事を心から感謝致します。