第39回全日本トライアスロン宮古島大会参戦レポート

2025年4月20日に行われた全日本トライアスロン宮古島大会に私ウィルが参加しました!自然豊かなコースと島の方々の温かなサポートのおかげでばっちりレースを楽しむことが出来ました🌴

全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島トライアスロン)ってこんな大会


全日本トライアスロン宮古島大会は、宮古島で開催される国内有数のロングディスタンストライアスロン大会です。美しい海と自然に囲まれたコースで、全国から多くのトライアスリートが集まります。2025年大会は、スイム3km、バイク123km、ラン35kmの距離で実施されました。

大会の魅力はなんと言っても自然豊かな宮古島を走るコースです。昨年のマエダさんの応援をyoutubeでみており、「これはテンション上がるな・・・」と思っておりました。幸運にも参加の機会に恵まれ宮古島に上陸できました!

大会3週間前、バイクパッキング&配送

大会前1ヶ月を切った頃、なかなか実感が湧かない状態でしたが、バイク配送のためのパッキングを行いました。飛行機輪行の経験はありますが、乗り換え便だと貨物室が小さいため事前配送の方が良いとのこと。下記のサービスを利用しました。
http://www.cycle-seino.jp/

と書いていますが、全て一緒に行く予定だったしんちゃんキエちゃん調べの情報にそのまま乗っかっているだけです。残念ながらお二人は落選。。飛行機も宿も全て二人の情報に乗っかるままに手配をしました。本当にありがとうございました。。

このサービス、箱もレンタル可能です。レンタルの箱はハンドルを曲げ、前輪、シートポストを外せば入るようなサイズ感で比較的梱包は楽です。

箱はレンタル。「大丈夫かな。。」と感じる使い込み感はあります。そしてかなりのサイズ。

私は念の為ディレーラーを外し、Di2の電源を抜いたため、結構手間はかかりました。念には念を重ねフレームをプチプチで包み完了。

プチプチで包みます。シートがついたままだと箱に収まりません。

結果的にバイク配送、大正解だったと思います。宮古島から帰りの便は荷物預託の列で大混雑。おそらく1時間以上並んでいたのではないでしょうか。何より楽ちんです。金額的には往復で3万ちょっとかかりましたが、離島であればこの方がいいなと感じました。

大会2日前、宮古島へ

ついに迎えた宮古島への移動日。私にとっては初めての沖縄、かつ乗り換え便でした。東京→那覇の飛行機が機材トラブルのためまさかの遅延。
(乗り換えの時間が5分しかないけど、飛行機の乗り換えってそんな感じでできるんだろうか。)
(接続待ちとかあるのかな)
とか私の頭の中は不安でいっぱいでした。飛行機の乗り換えって大変なんですね。

結果乗り換え予定の那覇→宮古便には間に合わず。。それでもスムーズな代替便への振替手配のおかげで、2時間遅れでしたがなんとか宮古島に上陸することが出来ました。

振替手続き。同じく宮古へ向かう皆さんを見て、一人じゃないと少し元気をもらう。

飛行機の遅延によって大幅に予定が狂った私をヤッコさんが迎えに来てくれ、何とか受付を済ませることができました。

無事受付完了
受付の袋には地元の小学生の応援メッセージが!この日のために書いてくれたのでしょう。ありがとうございました!

またまたヤッコさんの運転で宿に無事到着。バイクも問題なく受け取ることができました。
バイクの組み立てを終え、試乗を兼ねて宿の周りを一周。南国ならではの景色にテンションが上がります。

夕方になり、競技説明&開会式のため再び受付会場に向かいました。
開会式はエイサーで幕開け。いよいよこれから大会が始まるんだ・・という若干の緊張感が襲ってました。

その後ヤッコさんと宿のそばの食堂で軽く一杯。なんとかかんとか宮古島トライアスロンのスタートラインに立ちました。

大会前日、試泳・バイク預託

いよいよ大会前日。スイムの試泳に向かいます。スイム会場の与那覇前浜にバイクで向かいます。
スイム会場には同じく試泳の方が数多くいらっしゃいました。

スイム会場は薄曇り。

結構潮流、風がありますが、海の透明度がすごい。。またまたテンションが上がります。

普段泳いでいるプールより透明度高い・・・

その後一度宿に戻り、改めて宮古島東急ホテルのトランジションエリアにバイク預託に向かいました。

雨の心配はなさそうでしたが、多くの方がビニールカバーでバイクを覆っていました。夜露対策ですかね。私も真似して持ってきたカバーをかけました。

バイク預託後はホテル方面に向かうシャトルバスに乗り宿へ。大会期間中はシャトルバスが運行していて、主要宿泊エリアであれば車がなくてもある程度は問題なさそうです。

その後はドイツ村や宿周辺を回り、軽く食事をしていよいよ大会当日に備えて早めに就寝しました。

個人的に興味深かったドイツ村。明治時代にこの辺りで難破したドイツ商船を島民が助けたことに由来してつくられました。施設内では日本で数か所しか見られないベルリンの壁を見ることができます!

大会当日

いよいよ迎えた大会当日。ヤッコさんと一緒にシャトルバスでスタート会場まで向かいます。スタート会場までのシャトルバスもきちんとスタート時間に間に合うようにスケジュールされています。

早朝のトランジションエリア。照明がたかれていますがくらいエリアもあるのでヘッドライトがあると便利です。

スイムフィニッシュ、バイクフィニッシュ、ゴールフィニッシュのそれぞれ3袋に必要な持ち物を入れ、トラックに預けいざスイムスタートエリアへ。

スイム

いよいよスタート!スタートはざっくりした予想タイムで前後のスタート位置を分けていますが(早い方が前になるように)一斉スタートなのでかなり混雑しました。
海流もありどうしても接触が発生します。。混雑を避けてなるべく外回りで泳ぐことにしました。

海の透明度が高く、海底のサンゴ礁を目印に泳げるほど。おかげでヘッドアップをあまりせずに泳げたのでそこは宮古島ならではだなーと思いながら楽しく泳げました!
海底には監視のダイバーさんもいてばっちり目視できます。

バイク

スイムを順調に終え、バイクへ。バイクはドスさんからのアドバイス通り、序盤から一定して抑えめで入りました。池間島に向かう途中は教え通り追い風。まだ足も残っているのでもっと走れそうなのですが、抑え気味で入って大正解でした。池間島を過ぎると向かい風になり、さらに細かなアップダウンが結構負担になってきます。なんとか一定ペースで走りきることができました。でもめちゃくちゃ抜かれました。。

バイク中は雨がザっと降ったり、やんだりの天気となりました。バイクコースも南国ならではの景色でテンション上がりっぱなしです。特に東平安名崎付近ではちょうど見ごろの鉄砲ユリも見ることができましたー

ラン、ゴール

バイクで足を残せたのでランも比較的スムーズに走れました!すれ違う方や給水ボランティアの皆さんと声を交わしながら足をすすめました。あまり意識していませんでしたがランコース、結構アップダウンがあるんですね。。途中さっきまでの雨が乾くほどのカンカン照りで体力も消耗していきます。

折り返しを過ぎ、ゴールが近づくとまた雨が降り出します。ゴール付近の市街地エリアに差し掛かったころはかなりの雨だったのですが、応援の皆さんが絶え間なく声をかけてくれました。わざわざエントリーリストで名前を調べて呼んでくれる方、濡れながら応援してくれる子供たち。。応援があるとテンションが上がるほうなので、ペースを落とさずに走ることができました。

2:50から足が止まりだしたが、3時間過ぎたあたりから応援の声が大きくなり、結果ペースが上がった様子

その後も絶え間ない応援の中いよいよゴール!長いようで短い宮古島を満喫しました!

ヤッコさん、ドスさんも見事完走!

記念撮影後はゴールの余韻を味わいながらバイクでホテルへと帰りました。

翌日はバイクをパッキングし、飛行機までの時間で宮古島散策。海を眺めていたらもう一度泳ぎたくなったので泳いでいたらなんとウミガメが!

レース中はもちろん、レース前後も島の皆様のやさしさや自然にテンション上がりっぱなしな4日間になりました。また是非出てみたいです!

たんでぃがーたんでぃ!